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東京ドームグループ共通ポイント開始から7年後、顕在化した課題の解決法とは

株式会社東京ドーム:大竹様

「東京ドームシティ」の運営やホテル事業、コスメ・ビューティー雑貨の販売などを行う株式会社東京ドーム。同社の施設で運用されていたポイントサービスに、ナテックのカードプロダクトが導入されたのは2017年のこと。株式会社東京ドームがナテックのカードソリューションを用いた経緯とは? 同社営業推進部ポイントカードグループの大竹憲明氏に話を聞いた。

お金と同価であるポイントカードは、質の高さが絶対条件

TDポイントプログラム

「LaQua」や「東京ドームシティ アトラクションズ」をはじめとした「東京ドームシティ」の各施設のほか、セレクトコスメショップ「shop in」「Crème et Rouge」、「熱海後楽園ホテル」などで運用されている共通ポイントサービス「TDポイントプログラム」。同社の顧客管理の根幹であり、利用者にとっては割引などのサービスが受けられるプログラムだ。

「かつて各事業ごとに分散していた顧客管理システムを2009年に統一させ、誕生したのが『TDポイントプログラム 』です。お客様はご来場やお買い上げに応じて付与されたポイントを商品券や施設利用券に交換することが可能で、開始より好評をいただいており、会員数は60万人を突破いたしました」

「TDベーシックカード」と「TDプラスカード」

ポイントカードポイントカードの形態は、通常の「TDベーシックカード」、クレジット機能付きの「TDプラスカード」、スマートフォンで利用できる「TDモバイル2」の3種。ただ、「TDベーシックカード」の運用においては課題を抱えていた。

「ポイントプログラム開始より7年が経過し、お客様のカードが磨耗して情報を読み取れなくなる事案が散見されるようになりました。ポイントはお客様にとってお金にも等しいものであり、その扱いにはシビアでなければなりません。そこで、品質向上のためカードを一新しようと検討を進めていたところ、ナテック様よりご提案いただいたカードのクオリティーが非常に高く、2017年よりナテック様に『TDベーシックカード』の製作をお願いする運びとなりました。カードの製作工程やチェック体制も実際に確認させていだたき、信頼できる会社様だと確信できたのが導入の決め手です」

ナテックが在庫管理をすることで、品質維持にもつながる

ポイントプログラム
画面をタッチして操作

またカード自体の品質向上以外に、品質管理・維持の面でも課題の解決につながったと大竹氏は語る。

「限られたスペースの中で、コスト減のためにカードを大量発注すると在庫の管理に苦慮するという課題がありました。しかしナテック様の場合は、必要な数だけを納品いただき在庫はナテック様のほうで管理していただけるというメリットがあります。私どもで大量の在庫を管理していた頃は、カードを大量に積み重ね過ぎて下に圧力が掛かり、品質を低下させてしまったこともありました。その点では、保管スペースの確保のみならず品質維持の面でも安心できる管理体制を実現でき、コスト削減にもつながっています」

東京ドームグループにおいてナテックのカードプロダクトが活用され始めて、まだ1年程度。しかし現在、ポイントカードだけに留まらず次の展開を検討しているという。

「ナテック様は技術面だけでなく、こちらからの連絡に対していつも迅速かつ誠実なご返事をいただいており、コミュニケーションの取りやすさも魅力だと感じております。さらには電子ギフトなど、カードプロダクトを活用した新たな展開もご提案いただき、現在検討を進めている最中です」

プロ野球やコンサートの開催だけでなく、遊園地やボウリング場、レストラン、スパなどさまざまな施設が集まり1年中多くの人でにぎわう「東京ドームシティ」。その裏にはナテックのカードソリューションが活かされている。

カード端末
東京ドーム:外観
東京ドームシティ:ロゴ

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