大垣書店様
株式会社大垣書店 様
  • 流通・小売
  • カード

カード作成をアウトソーシングして社内作業を効率化し、顧客サービスも向上

大垣書店:店内

京都市に本社を置く株式会社大垣書店様では、会員向けサービスとしてポイントカードを発行されている。以前は自社でカードを手作りされていたが、途中からナテックのプラスチックカードに切り替えられた。その経緯や成果、ナテックを選んだ理由などについて、情報システム部部長の伊藤義浩様、同主任の金田匡平様にお話を伺った。

既存システムに“合わせる”柔軟性からナテックが選ばれた

株式会社大垣書店様では京都府下を中心に35店舗の書店を展開。カフェとコラボレーションしたり、地元の伝統工芸品や特産物を扱うというユニークな店舗づくりに取り組まれ、例えば京都本店では、「京都の旬」をテーマに「商」「文」「旅」などのジャンルごとにさまざまな書籍や雑誌を集め、イベントも開催して国内外の方々に発信している。

お客様へのサービスとして、2010年から大垣書店様ではポイントカードを導入されている。精算時に提示すると金額に応じたポイント付与などのサービスが受けられる仕組みだ。以前はコスト面から自社で手作りされていたが、手間がかかるため対応可能な範囲内での発行となり、またカードが破損しやすいといった課題もあった。そこで、カード作成のアウトソーシングを検討され、ナテックのバーコード式プラスチックカードが採用された。

伊藤様と金田様

「カード作成と会員管理システムがパッケージ化されている場合が多いのですが、それでは運用コストが高くなります。当社のシステムを使ってカード印刷できる会社を探し、たどり着いたのがナテックさん。比較的安価にできるのも決め手でした」と伊藤様。 ナテックではパッケージはもちろんだが、お客様のシステムを活かしてカードシステムを構築することも可能。その柔軟性が高く評価された。

大垣書店:ポイントカード

薄くて丈夫なカードを実現。無料での入会も可能に

現在発行されているのは、個人向けカードと法人向けカードの2種類。法人カードは掛売りができ、近隣企業や大学に福利厚生の一環としてご活用いただいている。

カード作成の手間とコストが抑えられたことで、会員数が大きく増加したという。以前は年間1万枚程度しかカードを発行できなかったが、アウトソーシングしたことで手間が劇的に低減されたことも、会員数増加の理由のひとつ。もうひとつには、低コストの分、定期的に無料入会キャンペーンを行うことができ、現在の年間利用者数は約30万人と大幅に増加。累計会員数は92万人を超え、確実にファンを増やすことができている。さらに、店舗ごとに新規会員獲得数に応じて表彰を行うなど、社員やアルバイトスタッフのモチベーションアップとしても役立てられている。

大垣書店:店舗入口
大垣書店:レジカウンター
カード情報をスキャン

「常に財布に入っている“レギュラーカード”にしたい」というのが、学生の街、京都を主な拠点に展開する大垣書店様の想い。カードの材質や厚さにもこだわられ、いろいろなサンプルを試しながら試行錯誤し、現在の厚さ0.5mm(法人カードは0.4mm)のプラスチックカードにたどり着いた。

「学生やご年配の多いこの地域。お客様に永く愛用していただけるために、薄くて破損しにくいカードでなければ」と金田様。「ナテックさんは、私たちの要望に応えて何度も提案や改良をしてくださいました」。

ナテックは我々の要望に何度もトライしてくれた
顧客管理システムについても相談をしたい

また、カード事業はもちろん、勤怠管理や自動認識システムなど、トータルソリューションを持つのがナテックの強み。伊藤様は「今後はカードを利用した顧客管理システムについてもご相談をしたい。また、京都にはさまざまな伝統工芸品や特産品があります。そうした地元の産業と連携する取り組みに関心があるのですが、ナテックさんから地域アライアンスに関する情報もいただき、興味深かったです」と、話してくださった。

今後もナテックでは、情報力やトータルソリューションを活かし、カードを介したコミュニケーション構築に貢献していきたい。

カードを手渡し

大垣書店:店内

大垣書店:店内

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