株式会社ジュン 様
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より豊かなアパレル・カルチャー提案のため、会員カードが果たす役割

「ROPE'」「 ROPE' PICNIC」を始めとしたアパレルブランドの展開で知られる株式会社ジュン。1958年の創業以来、服だけにとどまらず食や音楽、アートなどさまざまな領域でカルチャーを提案し続ける同社で、ナテックのカードソリューションはどのように生かされているのか。顧客・会員の管理を行うCRM部の谷佳代子氏に話を聞いた

情報を基に、会員それぞれのニーズに合った提案を

ジュンの企業理念は「社会にどんなカルチャーを提案するか」にある。“カルチャーの一部”である個人の喜びを増幅させ、ひいては社会全体を豊かにすることが目的だ。 「弊社の創業は今から約60年前。洋服の製造・販売からスタートしました。戦後10年が過ぎても暗い服を着続ける男性に『明るい色の服を着て出掛けることのかっこ良さを提案したい』と、ジュンが当時発表した色鮮やかな赤いセーターは世の中に広く受け入れられ、男性も自由におしゃれをする時代の幕開けとなりました。以来私たちは服に限らず、レストランやゴルフ場、音楽制作など多岐に渡る事業を展開してきました」

中でも核となるのがアパレル事業だ。21の自社ブランドと事業提携による5つのブランドを展開し、店舗数は400に上る。そこで発行されているメンバーズカードにはナテックのカードソリューションが活用され、ブランドと顧客をつなぐツールとして重要な役割を果たしている。 「かつてはお客様にスタンプカードをお渡ししていましたが、10年ほど前にメンバーズカードに移行し、会員様の情報を一元管理できるようになりました。そしてその情報は、メールマガジンやDMなどお客様一人ひとりのニーズに合ったプロモーションにも活用しています」

カードの切り替えで、経費の可視化と業務の軽減に成功

ナテックのカードソリューションを導入したのは2015年。それまでジュンは、多くのアパレルブランドや店舗を抱えるがゆえの問題を抱えていた。

「それまではまとまった枚数のカードをCRM部で一括発注し、弊社の商品用倉庫に納品していただき、そこから私たちが各店舗に発送を手配していました。しかし、私たちも倉庫に常駐しているわけではないため管理が難しく、気が付くと在庫がわずかになっていることもしばしばでした。ナテック様のカードに切り替えた決め手は、管理の簡素化にあります。Web発注システムの導入で各店舗から個別にカードを発注することができるようになり、CRM部と倉庫の業務負担が軽減。また、請求書が直接各ブランドごとに発行されるようになったため、経費の把握も容易になりました」

社会をより豊かなものにするため、ナテックのカードソリューションを用いて顧客とのつながりを深める同社。最後に、ナテックに対する印象を谷氏に聞くと、このような答えが返ってきた。

「ナテック様の印象は『親身になっていただける企業』。弊社事業の問題点に対し解決策をご提案いただいたり、レスポンスのスピーディーさにも感謝しています。コスト面でもこちらの意向を汲んでくださいました。今後も信頼関係を継続できればと考えています」

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