
物品のロケーション管理など、DXで業務効率化を図りたい
UHF帯RFIDと呼ばれる、日本国内では920MHz帯の周波数帯を使った通信方法を使い、従来のバーコード・QRコードを使った識別方法と違って対象物を一括読み取りで管理する在庫管理アプリケーションです。
RFIDタグとは?
RFID(Radio Frequency Identification)タグは、電波を用いてICタグと呼ばれる小さな記憶媒体のデータを非接触で読み書きする自動認識技術です。
例えばアパレル企業の値札タグに入っていて、セルフレジなどで使われています。バーコードのスキャンと異なり、RFIDは電波で複数のタグを一気にスキャンすることができます。電波が届く範囲であれば、タグが遠くにあっても読み取りが可能です。
3つのパッケージソフトから用途に合わせて
1.タグストリーム(入出庫管理)

タグストリーム(入出庫管理)は、バーコードを使って入出庫管理を簡単に行えるパッケージソフトです。小売業などで商品のバーコードを登録して、ハンディでバーコードを読み取りながら個数を入力することで、入出庫管理を効率的に行う仕組みです。入庫・出庫時に商品のバーコードを読み取り、個数を入力することで商品の在庫を把握できます。棚卸しもバーコード読み取りで確認が可能です。
2.タグストリーム(資産管理)

RFIDタグを使って資産管理を簡単に行えるパッケージソフトです。専用のリーダーを使って、電波による一括読み取りでの棚卸しが可能です。一つ一つ目視で棚卸しをしているような企業、官公庁、工場、学校、電力会社、鉄道会社などの資産管理で活用いただけます。物品の貸出・返却にも対応。専用リーダーはハンディタイプで、屋外に持っていって使用することも可能です。
3.タグストリーム(レンタル管理)

RFIDタグを使ったレンタル業に特化したパッケージソフトです。専用のリーダーを使って、電波による一括読み取りでの棚卸しが可能です。日々の入庫・出庫業務の量が多いようなリネンサプライ業、建機リース業、ドレスレンタル業などに適したシステムです。入庫・出庫の回数をカウントすることでレンタル商品の利用頻度・サイクル管理・品質チェックが可能です。
タグストリーム導入効果
1.棚卸しにかかる時間・労力を大幅に省力化できる
従来の棚卸しでは、多くの企業が一つ一つ目視で確認したり、バーコードを一点一点読み取りチェックを行ったりする必要がありました。そのため、棚卸しにかかる人数や作業時間に多く労力がかかっていました。タグストリームでは電波を使った一括読み取りなので、棚卸しにかかる時間を大幅に短くでき、人的コストも減らすことができます。
2.日々の入庫・出庫作業が簡略化できる
レンタル業や企業の業務に関わる製品の持ち出し・返却の管理は、台帳に記入するなど目視での運用が多く、スムーズな管理が難しいことがあります。タグストリームでは入庫・出庫、貸出・返却でRFIDを使った一括読み取りで素早く行うことができ、記録も残すことで在庫不足や貸出品の紛失防止などの管理を簡単に行うことができます。
3.在庫管理全体の作業効率化
入庫・出庫の業務が簡略化できるだけでなく、出庫回数や入庫出庫サイクル、繁忙期の出庫量など過去の履歴から全体の在庫管理を把握・予測することができます。繫忙期はこれくらいの在庫量を準備する必要がある、補修工程にある製品を早めに作業すれば本日の出庫に間に合うなど、在庫管理全体の予測・効率化に活用できます。
導入から運用までの流れ
導入までの手順
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管理対象物・個数の選定
管理したい物と個数を確認して、
適したタグを選定します。 -
専用リーダー使用場所・
スケジュール・運用方針の
お打ち合わせ専用リーダーの選定から設置。
位置・読み取り距離など
運用方法を決めていきます。 -
現地でのRFIDタグ
読み取りテスト現地の環境で読み取りできるか、
選定したタグで読み取りが問題ないかを
テストします。 -
システム導入設置
専用リーダーとソフトウェアを導入設置。
選定したタグをご納品いたします。 -
管理対象物へのRFIDタ
グの取り付け運用開始前の準備として管理した物に
タグを取り付けます。 -
システム運用開始
導入に伴い、操作説明を実施して
運用スタート。
導入後も運用をサポートさせて頂きます。
顕在化した課題をナテックのICタグソリューションで解決
